「あの変なおまじないを書いたのは誰?あれを試してからうちの子の様子がおかしいの。」
私はこの母親のただならぬ雰囲気とおまじないの影響でおかしくなったという話で震えが止まらなかった。
私は恐る恐る、オカルト好きの子の名前を挙げた。
するとオカルト好きの子が登校してきたので事情を説明した。
彼女の返事はあまりにも恐ろしいものだった。
「これ書いたのは私じゃない。そもそも十二御前はおまじないなんかじゃなくて神様に生贄を捧げるための儀式なの。最後のお皿に食べ物を用意しないのは自分自身を料理として捧げるっていう意味なの。」
あの子の魂はもう連れ去られてしまったのだという。
こんな恐ろしいおまじないを私達の手帳に誰が書いたのだろうか。
人ならざる存在が私達を引き込むために手帳に忍ばせたのか、私達をよく思わない誰かが悪意を持って書き込んだのか知る術はない。
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