寂しさが込み上げてきた。
何をしていても気が紛れない。
気が付けば、山下さんから聞いた『裏かくれんぼ』のことを思い出していたという。
その日は失敗した。
何も起こらなかった。
当然だ。
山下さんはそう思った。
だが先輩さんは違った。
余計に会いたくなってしまったらしい。
翌日の夜。
もう一度儀式を行った。
押し入れに身を潜める。
時間だけが過ぎていく。
何も起こらない。
馬鹿みたいだ。
自分は何をやっているんだろう。
そう思い始めた頃だった。
押し入れから出ようとした。
その瞬間。
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