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意味怖(意味がわかると怖い話)

自称天才の兎さんによる意味怖(意味がわかると怖い話)にまつわる怖い話の投稿です

ナニモミテナイ
短編 2026/08/04 00:55 84view

「――っはあ!」

激しい呼吸と共に、跳び起きた。
見覚えのある景色。使い古した家具。間違いなく、俺の一人暮らしの自室のベッドの上だった。
窓からは明るい朝日が差し込んでいる。

「……なんだ、よくあるタチの悪い悪夢か」
ベッドの中で心底ホッとして、夢でよかったと自分に言い聞かせた。昨晩はゲームのしすぎで疲れていたのかもしれない。全身が激しい筋肉痛でバキバキに痛むのも、寝相が悪かっただけだ。

そう思っていた。ついさっき、テレビのニュース速報を見るまでは。

『――昨日深夜、近所の山林にある、立ち入り禁止の廃屋の館が突如として全壊しました。崩落した現場の食堂跡地からは、人間の“骨だけ”になった死骸が見つかり、警察が身元の確認を急いでいます。警察の発表によると、この遺体は現在行方不明となっている、近くに住む会社員の男性ではないかとみられており――』

画面が切り替わり、行方不明者の「顔写真」が大きく映し出された。

それを見た瞬間、俺の頭の中で、何かがパチンと音を立てて弾けた。

画面の向こうで真面目そうに微笑んでいるその男の顔。
数日前からテレビのニュースで何度も目にして、脳の片隅に残っていた、あの行方不明者の顔。

(あ……あの案内人は、この男だったんだ)

そう理解した瞬間、目の前が真っ白になった。
見つかったのは、肉も内臓も綺麗に削ぎ落とされた、ただの「骨だけ」の死骸。
何日も前に行方不明になって、とっくに骨になっていたはずの男。

あ。
あ、あ。

まさか、案内人は…?いやそんなはずない人間に決まってる人間んだそうなんだそうに違いない人間人間人間人間人間人間。

頭の芯が猛烈に熱くなり、脳みそを直接針で抉られるような激痛が突き抜ける。

涙と鼻水が止まらない。手足の震えが止まらない。喉が引き攣ってヒヒッ、と変な笑い声しか出ない。

おかしい。何かがおかしい。
俺には夢遊病の自覚はない。昨晩はベッドで寝ていたはずだ。
じゃあ、どうして俺は、あの窓も出口もない館から、今このベッドに戻ってこられたんだ?

どうやって。誰の足で。誰の身体で。

今、テレビの画面が暗転し、消灯した黒い画面に、俺の部屋と、ベッドに座る俺の姿が映り込んでいる。

……違う。
鏡のように映る知らない顔。自分の身体が自分のものでないような感覚。自分の名前が思い出せない。
……ここは、どこだ。『私』はだれだ。
……違う。俺は、俺で。…俺?
全てを思い出し、そして『全て』を忘れた。
俺は何も体験していない。ただ平和な日常を送っていただけだったのだ。

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コメント(1)
  • AIといっしょに考えたので、少し日本語が不自然な箇所があるかもしれませんが、脳内で正しい日本語に訂正していただくか、コメントで教えていただければ幸いです。
    お読みいただきありがとうございました。

    2026/08/04/00:59

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