俺の部屋のドアだ。
そのあと、小さな声が。
「……いますか?」
鳥肌が立った。
女の声だった。
若い女性の声。
助けを求めているような、震えた声。
「誰か……いますか?」
思わず返事をしそうになった。
その瞬間、老人の言葉を思い出した。
(返事だけはするな。)
俺は布団をかぶった。
しばらくすると声は止んだ。
翌朝。
404号室のドアに新しい傷がついていた。
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 7票

























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。