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ヒトコワ

ようさいさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

AI作成のヒトコワ
短編 2026/06/11 21:22 3,449view
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事情を話すと、

「うちで待ってれば?」

と言ってくれた。

少し迷ったが雨も降っていたし、お言葉に甘えることにした。

部屋に入る。

綺麗だった。

男の一人暮らしとは思えないくらい整頓されている。

本棚には小説が並び、テレビの横には観葉植物まで置いてあった。

俺は少し驚いた。

その時だった。

壁に大量の写真が貼られているのが見えた。

旅行写真らしかった。

「写真好きなんですか?」

そう聞くと、その人は少しだけ笑った。

「記録するのが好きなんだよ。」

それ以上は特に気にならなかった。

数か月後。

俺はアパートを引っ越すことになった。

就職先が決まり、別の県へ移るためだ。

荷造りをしていると隣の人がやってきた。

「引っ越すんだって?」

「はい。」

「そっか。」

少し寂しそうだった。

最後に連絡先を交換しようと言われたが、そこまで親しくないと思ったのでやんわり断った。

相手も気にした様子はなかった。

「元気でな。」

それが最後の会話だった。

社会人になって3年ほど経った頃。

実家へ帰省した際、母親が言った。

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