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ヒトコワ

ようさいさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

AI作成のヒトコワ
短編 2026/06/11 21:22 1,103view

事情を話すと、

「うちで待ってれば?」

と言ってくれた。

少し迷ったが雨も降っていたし、お言葉に甘えることにした。

部屋に入る。

綺麗だった。

男の一人暮らしとは思えないくらい整頓されている。

本棚には小説が並び、テレビの横には観葉植物まで置いてあった。

俺は少し驚いた。

その時だった。

壁に大量の写真が貼られているのが見えた。

旅行写真らしかった。

「写真好きなんですか?」

そう聞くと、その人は少しだけ笑った。

「記録するのが好きなんだよ。」

それ以上は特に気にならなかった。

数か月後。

俺はアパートを引っ越すことになった。

就職先が決まり、別の県へ移るためだ。

荷造りをしていると隣の人がやってきた。

「引っ越すんだって?」

「はい。」

「そっか。」

少し寂しそうだった。

最後に連絡先を交換しようと言われたが、そこまで親しくないと思ったのでやんわり断った。

相手も気にした様子はなかった。

「元気でな。」

それが最後の会話だった。

社会人になって3年ほど経った頃。

実家へ帰省した際、母親が言った。

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