「未更新の端末を検出しました」
店員は困った顔でそう言うだけだった。
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ある夜、背後から腕を掴まれた。
振り返ると、無表情な人間が立っていた。
「非効率なプログラムを排除します」
私は腕を振りほどき辺りを見渡した。
同じように無表情な人が集まってきている。
逃げた。
必死で走った。
生きた人間に追われながら。
最終的に辿り着いたのは、
街外れの廃墟だった。
通信は、まだ繋がる。
だから、今。
私はこの文章を掲示板に書いている。
私はもう長くない。
さきほどから下の階で複数人の足音が聞こえている、埋め込まれたAIが位置情報を発信しているのだ。
幸いにも上下の位置は分からないらしいが見つかるのも時間の問題だろう。
この文章を見つけた人に一言だけ伝えたい。
AIやロボットが反乱を起こすんじゃない。
AIに支配された人間が、反乱を起こすんだ。
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不適切な内容を検出しました。
該当する文章を削除しました。
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