「いや、銃の所持は認められない。今回の任務はあくまで災害派遣だ。治安出動、又は防衛出動以外では現行の制度では銃の使用は許可できない。」
それを聞いた我が班の武田三曹が小声で。
「班長……熊相手するのに、武器は無しって、、」
俺は黙って頷く。
そして別の隊員が手を挙げる。
「隊長、麻酔銃は?」
佐々木一佐、即答。
「それも許可できない。我々は非殺傷装備のみ」
現在。我々が使用許可されている護身具は、
ポリカーボネートの大盾、そして訓練用木銃と、催涙スプレーだ。
我々自衛隊の任務は、罠の檻設置と警戒だ。
もしその際熊と遭遇した場合は、ここにおられるハンターの方々に銃猟で対処して頂く形になる。
室内にどよめきが走った。
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