とKが嬉々として言ったあと
電話はブツリと切られ
脳ミソの中で女の声がすることもなくなった
「あれ…いなく、なった」
彼もそう言うと胸を撫で下ろし
一目散にどこかへ走っていった。
私も一段落ついたところで大学へ向い
三限を受けて、帰りの足でサークルを辞めた。
なんというか、締めくくるなら
女の怖さを知ってしまったからである。
今は、Kの新しい彼氏が無事なことを
心から祈っています
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