私を守ってくれているもの

また、目に見えることだけがすべてではないとも言えると思います。

今は見えぬ、そばにいない人々を懐かしんだり、ふと思い出したりすることが何よりの供養であると私は感じています。

特別な力や能力がなくとも、私が祖父の存在や思いを感じたように、誰もがその思いを受け取ることがあるのでしょう。

気がつかないだけ、案外、そうなのではないかと思います。

そんなことを思いながら、私は今日も仏壇の前で手を合わせています。

今日の祖父の表情はどのようなものでしょうか？

微笑んでくれていると良いのですが…。