俺は急いで自宅に帰った
翌日、夜のシフトを無くして欲しいなど色々頼んだが
人がいないからマジでごめんと言われ
時給アップするから!と言う店長に負けて
そのまま夜も働いていた
呼びベルの事件から特に何も無い日々が1週間ほど続いていた
怖さも薄れていた事もあり
ある日の営業終わりに店長に
「最近変なことも起きなくていいですね」と言うと
店長は「ん…あぁ…まあそうだな」
と歯切れが悪いので
俺は「え?なんかあったんすか?」
と言うと
店長は「んー…」
と言う
俺は「いやいや笑 なんすかなんすか気になる感じ出すの辞めてくださいよ、もしかして怖がらせようとしてます?」
店長「これ聞いても辞めない?」
とかなり真剣な顔をされた
辞めるか辞めないかは別として
そこまで言われてしまうとさすがに気になってしまうというのが先行してしまっており
俺は無言で頷いていた
そして店長は俺に語り出した
この店さ、近くに古戦場があるだろ?
やっぱそういう場所柄ってこともあってさ
なんかうちの客席側でガリガリに痩せこけた武士?落ち武者みたいなのが店内ウロウロしてんだよね
俺割とそういうの見えるタイプでさ
と俺に言ってきた
「え、冗談っすよね?」
と言うが
この話は怖かったですか?
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