「振り返って。」
そして、瞬間的に理解した。
その「顔」は、ただの「顔」ではない。壁から生えているのでもなく、ただそこに張り付いているのでもない。
それは…俺の顔だった。
でも、今目の前にあるその顔は、俺の顔じゃなかった。
真っ黒な目、裂けた口…それは、俺がこれからなる「顔」だった。
その瞬間、全てが終わった。息が止まり、心臓が一瞬で静止した。
電話が切れる音が聞こえた。部屋が静まり返った。でも、目の前に残ったのは、今も笑っている俺の顔。
その後、俺は二度と姿を見せなかった…。
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フィクション?ちゃうなら怖いな
しんちゃんですフィクションはまだ出してないっすこれからだしていくます
この人のやつ結構こえーな
こわわーーーーーーーーーーー