放課後暇だった僕は家に帰ってテレビをつけた。
『1チャンネル』「大阪万博が開幕してから1ヶ月がたちま…」
『2チャンネル』「みいーつ◯た!…」
『3チャンネル』「ピーーー…」
『4チャンネル』「今日、◯△町で東 ひろ子さん(12)が亡く…」
『5チャンネル』「ポ◯モンゲットだ…」
『6チャンネル』「今年はツツジがきれいで…」
『7チャンネル』「今日、殺人事…」
『8チャンネル』「ACジャパ◯」
『9チャンネル1』「ジャパ◯ット。今日はなんと…」
『9チャンネル2』「♪〜…」(これ以降は見れない)
あまり良い番組がやっていなかった。そういえばこの前、友達に僕の家を特定されたんだっけな…僕は暇だったしこの前家を特定された友達に仕返しをしようと思った。
よし…!家を特定してやろう…!丁度その子は、僕の家の前を通るので、僕は少し待った。
しばらく待っていたらその子が家の前を通りかかった。尾行開始だ!ちなみにこれから尾行しようと思っている子の名前はひろ子だ。
僕はゆっくり後ろを追いかけた。しばらく追ってもう少しで家がわかりそうな所まで来た。
その時友達は100mくらい離れたところぐらいのところで道を曲がった。僕もそれを小走りで追いかけた。
だがそこを曲がったら坂道があったのだが、友達の姿は見当たらない。
「歩くの早いな〜」でも僕はあきらめなかった。その曲がった坂道をまた歩き出した。
でもその先は奥に進めば進むほど整備されていなさそうな道になっていき最終的にはコバエがたくさん湧き出していた。
僕はその後も進もうと思ったが、その時コバエが僕の目の中に突っ込んできた。
僕は目をつぶった。そしてすぐに後ろを向いた。
流石にこの量の虫は嫌だし、気味も悪いので今日のところは仕方なく帰ることにした。
その夜僕は今日行った先はどうなっているのかが気になったため。僕は、携帯のマップアプリで、その道を検索した。
だがいくら探しても今日いた道は見つからない。
僕は一体今日どこを歩きさまよっていたのだろう…?
―――何日か経って
この前謎の坂を見つけてから、数日がたった。
























死長怖いしひろ子も・・・