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不思議体験

ノロッテアゲヨウカ…?さんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

真夜中の叫び声
短編 2025/03/17 19:46 965view

ある所に、M尾という、会社員がいた。

上司「おーい。M尾君。この書類を下書きしてくれないかな。」

M尾「もう、子供じゃないんですから、その呼び方やめてくださいよ。」

上司「ごめんごめん、はい。お願いね。」

数時間後窓を見るともう夕方になっていた。

M尾「やべっ。もう帰らなくちゃ。Y郎が待ってる。」

Y郎はM尾と母の間で生まれた子供だ。結婚してからは、特に、帰るのを早くしている。それに、Y郎はまだ4歳だ。俺が立派に育ててあげなければ。

M尾「お先に失礼します。」

上司「お、もう、帰っちゃうのか。悲しいな。」

M尾はため息をつくと、走って家に帰った。Y郎は、おもちゃの車を動かして遊んでいた。ほっとしながら、整頓をしていると、会社に大事な書類を忘れてきてしまったことに気づいた。子供が何をするかもわからない。

M尾「しょうがない。寝てからにするか。」

母は、M尾が帰ってくると、仕事に出かけてしまう。時計を見ると、もう6時だ。夕飯を用意しなくては。M尾は、キッチンに行くと、お米をたいて、夕飯の準備をした。そして、夕飯が出来上がった。

M尾「Y郎!食べるよ。」

Y郎「あ…うん。」

Y郎は遊んでいたおもちゃを片付け夕飯を食べた。数時間後、Y郎が寝ると、M尾は、バッグを持って、会社に向かった。会社には上司がまだ残っていた。

上司「お、M尾君じゃないか。どうしたんだい?」

M尾「忘れてしまった書類を取りに来たんです。」

上司は親切に書類を渡してくれた。お礼を言ってそそくさと帰ろうとすると、どこからか、女性の悲鳴が聞こえた。M尾は震え上がって上司がいた部屋に駆け込んできた。

M尾「先輩、聞いていましたか…?さっき、女性の悲鳴が…」

上司「ん?どういうことだい。悲鳴なんか聞こえなかったよ。」

M尾「…どういうこと…」

上司「どうしたんだい?もう、さっきからおかしなこと言って。」

M尾「…今日は失礼します。」

M尾は、急いで出口の方へ向かおうとした。だが、歩いても歩いても同じ光景で前に進めなかった。

M尾「ど…どういうことだよ…!」

すると上司が前に見えた。

上司「M尾、さっきからどうしたんだよ。」

M尾「歩いても歩いても同じ光景なんです。」

上司「M尾は、ずっと同じところをぐるぐる回っているだけだぞ。」

M尾「え…そんなことはないはずですが…」

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