人格たち
投稿者:ちょ (2)
わたしは、自分だ。
わたしは、最近外出の頻度が増えてきた。わたしは、外出したいのだ。でも、自分は違った。引きこもりだったのだ。いわゆる二重人格というやつなのだ。『わたし』と、『自分』。その二つの自らに、適応してきている。
やっと、『わたし』と『自分』についてわかってきた。こうなって3日目。俺をこんな状態にしたやつを許せない。…俺の意識は遠のいていった。
目が覚めると、どうなっていたのか理解したわたしは、ショッピングに行こうと思う。なんせ、お金は自分のおごりだ。外出して、新しい服を買って満足していたとき、わたしは倒れた。
自分はキレている。なぜかは、財布のお金が異様に少ないことからわかるだろう。そう、わたしがパァーと無駄遣いしたからだ。勉強したいのに、ドリルも参考書も買えない。バイトを始めようとしたが、「あなたのような方はお断りです。警察を呼びますね。」と断られ、警察沙汰になったからだ。警察の目は逃れたが、理由がわからない。なのでお金も減る一方だ。そんな悩みを込めたため息をした途端、自分は闇へと堕ちていくよう感覚を味わった。
僕は人を帰らなくした 全部僕のせいだ なんとなくわかる
憑依されているときの記憶が わかるんだ 警察沙汰になったのも 僕のせい でもまだ 味わいたいんだ 帰らなくしたときの感覚を そしてスリルを…
僕は俺だ。わたしでもあり、それは自分。自らを形成するのが、あなただけとは限らない。
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