知らない写真
投稿者:八尺マン (46)
酒を飲んでいたわけじゃない
それが気が付いたら見知らぬ場所で眠っていたなんて、これは噂に聞く夢遊病というやつなのだろうか
俺は何か持っていないか確認するとスマホがあった
よかった。スマホがあれば、ここがどこなのか確認できる
地図アプリで確認すると、俺の住んでいる場所から3駅離れた場所だった
これまで電車で通ったことは何度もあるが降りたことは一度もない
どうしてこんなところに
まあ、でも、このくらいなら歩いて帰れる
俺は地図アプリを頼りに帰ることにした
そこまで複雑な道でもない
ここを左に曲がって踏切を渡ってまっすぐ進めばいつも通っている道に出れる
俺はスマホから目を離して、道を曲がると
「え?」
俺の心臓が跳ね上がるのを感じた
目の前にある踏切
それはあの写真の踏切だった
あの写真の場所はここだったのだ
なら、俺は今回だけでなく、何度も夢遊病になってここまで来て写真を撮っていたのだろうか
そんなこと起こりえるのだろうか
俺が夢遊病になっていることでさえ、信じられないことなのだ
それに加えて何故か踏切の写真を撮っているなんて
訳が分からなすぎる
俺は踏切を渡るのが怖くなったので、遠回りして帰ることにした
数十分後
俺は無事家に戻ることができた
何だかどっと疲れた
俺はベッドに倒れこんだ
「まさか、夢遊病になるなんてな。これ、病院のどこに見てもらえばいいんだ」
このままでは生活に支障が出る
どうにか治さないと
怖かった。こんな体験はしたくない。
怖かったですヽ(;゚;Д;゚;; ) おじいちゃんに助けられましたね
一刻も早くお墓参りに行っておじいさんにお礼を!!
文章能力に長けている。
リアルに情景が思い浮かんだ分、とても怖わかったです。