このお話は、実際に僕が金縛りにあった時の体験談です。
その日はバンドの遠征ライブの帰りだったので
深夜3時頃に帰宅したんですよ。
帰宅してから軽くシャワー浴びて
寝巻きに着替えたりしてなんやかんやしていたら
時刻はもう明け方の4時を指していました。
寝室には同じベッドで嫁さんが寝ているので
なるべく起こさないようにそっとベッドに入ったんです。
流石に疲れていたので、横になったら
そのまま直ぐに寝付いてしまったんですね。
普段、僕は眠りが浅い方だからなのか
よく夢を見ては、その内容を
鮮明に覚えている事が多いのです。
夢の中で誰かと交換した電話番号、
街並みや路線、会話の内容全て色濃く覚えてます。
そして、その日も例によって夢を見たんです。
恐らく夢の中の時刻は夕方過ぎ。
僕は夢の中で1人で自宅へ向かっていました。
因みに夢の中の部屋は1LDK、玄関入るとすぐにリビングとキッチンがあるやや築古めのアパート。(※現実の住まいとは異なります)
そして自宅へ着いて玄関に鍵を差し込みドアを開ける。
ん?ふっと違和感を感じたんですよ。
もうすぐ夜になりかけですからリビングも薄暗い
よーく目を凝らしてみると人の気配がある。
えっ。
よく見ると赤い服を着た女の子が
薄気味悪く俯いて立っているんです。
身長からして幼稚園の年少さんくらいかな。知らない子。
部屋も薄暗くて顔はよく見えないから、え、誰…?って立ち尽くしていたら
突然その女の子がこちらに走ってきて
左足首をガッ!と掴んできたんです。
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