あなたはストーカーの被害に遭ったことはありますか?
もしかしてストーカーをしている側では……そんなことありえませんよね。
「恋は盲目」なんてよく言われるけど、恋に溺れる程怖いものは無いと痛感したお話があります。
心霊でもありヒトコワでもあり、不気味な出来事でした。
今から数年前のお話です。
もしかしたら、今この物語を読み進めようとしている貴方も体験する話かも……しれませんよ?
※実体験を元にしたフィクションです。
序章【それお祓い行ってきなよ】
私はその日、気分転換がてら1人で行きつけのバーに向かった。店のドアを開けると仲が良い常連客がいた。
「あ!さぶちゃん!久しぶり〜」
オーナーの趣味全開の場末感漂うバーが、当時の私の行きつけだった。
私の名前はさぶ。もちろんあだ名だ。25歳女。
バーではいつもオーナーや常連客とわいわいおしゃべりしている。
その日は「霊はいるのか」と言ったテーマで雑談をしていた。
「最近首肩が痛くてさー、死んだばあちゃんでも乗っかってるのかな」
私は酒を飲みながらオーナーと常連客に冗談半分で話していた。
「おばあちゃんじゃないかもよ。お祓い行ってきなよ」オーナーが苦笑いしながら冗談めいて言ってくる。
そんな他愛もないも無い会話をしながらあっという間に終電の時間。
「じゃあ帰るね!オーナーご馳走様!」
……
当時、慣れない仕事を任されていたこともあって、頭痛や腹痛といった小さな不調が出ていた。
「疲れているんだろうな。放っておこう。」
けれども1週間、10日、1ヶ月と小さな不調は治る気配が無い。
そろそろ病院に行って薬でも貰ってこようと思ったが、私は大の病院嫌いの為、行くのを躊躇っていた。
まさかバーでの会話と、小さな不調が絡み合ってとある大きな事件となる。
……
唐突だが、私には霊感が無い。心霊やオカルトに関しては好きで動画など見ることはあるが、半信半疑。
しかし過去に霊体験と思われる出来事は3度ほどあった。
1つ目は祖母が亡くなった時
2つ目は当時の交際相手の住むアパートで
3つ目は元友人の生霊
まさか、、、、なる。
じゃなくて
まさか、、、、なるなんて。
じゃないっすか
ストーカー気質って病気ですよね。そういう人間は治療してもらいたいですね
面白かったです!