岐阜にある神社での出来事

会話として成立していないが、
自分的に日常の嫌なことを吐き出すことができるので
気持ちはスッキリした。

私は嫌なことがある度に
この神社に訪れることになった。

そんなある日、
私の体に腫瘍が見つかり、手術をすることになった。

そこで、あの神社にお祈りをするため足を運んだ。

拝殿でお参りを済ませたあと、隣の社務所へ。

その日も、社務所の隙間は開いていた。
「あー」
『あー』
「話したいことがあるの」
『話したいことがあるの』
「私ね病気があるの」
『私も病気があるの』
「でも頑張って治す」
『でも頑張って治す』

「ありがとう」
『ありがとう』

自分自身の言葉に勇気をもらったのか
手術は無事成功し、入院生活も順調だった。
数ヶ月の時が流れ予定通り退院できた。

感謝の気持ちを伝えるため
数ヶ月ぶりにあの神社へ訪問した。

拝殿で合唱し、感謝の気持ちを伝えた後
また社務所へ行った。