コスタリカで遭遇したナニカ
投稿者:おれんじオレンジ (4)
地域の子供たちと一緒にサッカーをしていると、
言葉が通じなくても、なんか幸せな気分になった。
ハリウッド俳優がアフリカの子供たちとワイワイしている姿をインスタに投稿して慈善アピールする気持ちがなんとなく理解できる。
そして、あっという間に日が沈んで少年たちは帰宅し
私たちはエモい気持ちに浸りながら施設へ戻った。
ただ、その日の夜遅くの不思議な出来事が起きたのだ
トントンっ
寝泊まりの建物のドアを誰かがノックしてきた。
グロリアさんかな?っと思い、私はドアを開けた。
すると、そこにはサッカーボールを1つだけ持った
少年が5人ほど立っていた。
スペイン語で話しかけてきたが、
私が理解できたのは「フットボール」「遊ぼう」
「行こう」ぐらいだった。
こんな夜遅くには無理だと思い
「NO」
と断ると、彼らはしつこくなった。
腕を引っ張られ、さらに現地の言葉で責められる。
自分だけでは埒が明かないと
他のボランティア仲間に助けてもらい、
彼らも拙いスペイン語でなんとか少年たちを説得した
少年たちも互いに話し合った後、渋々理解したようで
建物を去っていった。
ドアを閉めた時、
ボランティア仲間の一人が、
「どうして俺らがここにいるってわかったんだろう」
確かに。いやそもそも、
こんなジャングルの奥地にライトなしで
どうやって辿り着いたんだ。
「あいつらサッカーボールしか持って来てなかったよな?」
ちょっとした旅のエッセイみたいでおもしろかったです。
ティポ!かわいい!
楽しそうに、見えたのかな?
グロリアさんが首締めてたってこと?
グロリアが一番やべぇ奴!