って思いながらも目は開かない!
声も出ない!
顔が熱い!
次の瞬間後ろの入り口から
「ズザー、ズザー」
と音が聞こえてきた。
多分何かが摺り足で近づいて来てる。
しかし後ろを確認したくても身体が動かない。
てか動いても怖くてふり向けない。
するとソレは肩肘を立てた俺の枕元の布団に上
がって来た。
そして足踏みをしだした。
「ダンッダンッダンッダンッ」
布団が凹む感触も伝わってくる。
しかも段々早くなる。
「ダッダッダッダッダッダッダッ」
俺はもうパニックで泣きそうでちびりそうだ。
それが何秒?もしくは何十分?続いたのかはわ
からない。
とにかく必死に叫ぼうとした。
俺「ゔっ…ゔぅ…うわあ!!」
やっと声が出た。
身体も動く。
俺は恐る恐るふすまの方を振り向く。
しかしふすまは閉まったまま。
まだパニック状態の俺はそのふすまをこじ開け
同僚達の居る部屋まで走った。
すると同僚達は俺と同じ様に転がりテレビを見
てた。
その同僚達の間に入り同僚の布団を剥ぎ取りく
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 17票
























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。