親戚の別荘
投稿者:二葉 (2)
短編
2022/12/28
15:19
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「もしかして、火の不始末⁉︎でも、昨日はガスコンロなんか使ってな…」
私は慌てて下に行こうと、部屋を飛び出し…
そしてまた部屋に逆戻りしました。
何故なら。
部屋の前にある階段を、大勢の火傷した人達が降りていっていたからです。
そしてそのうちの1人がこちらの方を振り返り…
「きゃーーーーーーっ!!」
そこから私は、記憶がありません。
部屋で寝ていた友人たちは私の悲鳴で起こされ、扉付近で気絶していた私を見つけたそうです。
そして私達は慌てて荷造りをし、予定よりも早く帰宅しました。
この事があって以来、私はあの別荘へ行っていません。
ご清聴、ありがとうございました。
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その別荘での出来事を親戚に話したですか?
笑われてしまいました。
後日談になりますが、2年後、火の気のないその別荘で火事が発生したそうです。
と言っても、小火だったらしいのですが…