「親に話したら”どうせ飛ばしていたんだろ!”とすげぇ剣幕で怒られてさ・・・俺のランエボ、廃車だぜ・・・」
吉田は肩を落として落胆していました。
命が助かっただけよかった、という私の言葉に「あのランエボは命より大事だった」と走り屋の鑑のような一言で笑わせてくれました。
その場所は事故が多くて有名なスポットで、吉田が事故を起こした場所には”死亡事故多発”という看板が設置されている場所でした。吉田が最後に思い出したように言いました。
「電柱に突っ込むときに、あの女が電柱の横にいたんだけどさ。手を振ってるんじゃなくて手招きしているように見えたんだよな。」
みなさんも夜中のドライブにはご注意ください
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