たぶん守護霊に護られた話
投稿者:ぴ (414)
私はあまり心霊現象などを信じるタイプではありません。ただし、守護霊だけは別だと思っています。
昔、近所の人がとても大きな犬を飼っていることがありました。
すごく獰猛で、近所の人は例外なくその犬を怖がっていました。
そんな犬が一度、脱走してしまったことがあったのです。
そして運悪くそれに遭遇したのがまだ小学生だった私でした。
その犬は明らかに興奮していて、学校帰りの私を今にも襲いかからなんとばかりに走ってきたのです。
噛みつかれると私が恐怖に慄き身構えた瞬間に、突然目の前にいたはずのその犬の巨体が弾かれたみたいにぶっとんだのです。
自分でもびっくりしました。興奮した犬は立ち上がりフーフー威嚇して、こっちにまた飛び掛かってきそうになりました。
私は身をすくめて目の前の大きな犬に怯えたのですが、犬は途中でぴたっと止まりました。
不思議に思って私が見ると、犬は私の左後方のほうをじっと見つめて急に尻尾をしゅんと下げて後ずさりし始めたのです。
そのまま「キュンキュン」とヘタレた声を出して逃げ去っていきました。
この犬の大脱走により、近所の大人が一人、二人噛みつかれて怪我を負ったらしいです。大人でもそれなので、子供の私が嚙みつかれていたら、かなり重症だったかもしれません。
この事件は大問題となりましたが、私は傷一つできませんでした。
友達にその話をしたら、「守護霊でもついてるんじゃない?」と驚かれました。
確かに私は人生で何度か危険な目に遭遇したことがあります。
自転車で田んぼに突っ込んだときも、バイク事故に巻き込まれたときも、横断歩道で信号無視の自動車に突っ込まれたときも、寸前のところですべて助かり、私は無傷でした。
強運だと思うし、自分でも奇跡だなと思うことばかり起こります。
昔占い師に「強いお侍さんの守護霊が憑いている」と言われたことありますが、もしかしたら本当かもしれないと思っているし、そうでないにしても何か強力なもので守られているような気がしています。
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