公衆電話のおばあちゃん
投稿者:ぴ (414)
長編
2022/07/03
23:28
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そして私のおじいちゃんの名前は「誠司」なのです。
そう、つまりあのおばあちゃんは不思議なことにおじいちゃんが車で迎えに来たことを知っていたのです。
私のおばあちゃんは今も健在です。
うちの家族は私の話を聞いて、「もしかしたら曾ばあちゃんじゃないか」と言いました。なんでも曾ばあちゃんは私が生まれる数か月前に入れ違いの亡くなったそうなのです。
曾ばあちゃんは生前イチゴの飴が大好きでいつも巾着に入れて持っていたと聞きます。
もしかしたらあの日私を心配して、迎えにきてくれたのは私の曾ばあちゃんだったのかもしれません。
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いい話です。ひいおばあさんが、守ってくれたんですね。ご先祖から、いい家庭であったのでしょう。
良いお話でした。ありがとうございます。