本当にあった呪いのビデオの白い着物の女
投稿者:つくし (1)
20年ほど前、私が高校生だった頃に本当にあった呪いのビデオシリーズが流行っていました。
私も友人と集まって楽しんで観ていたシリーズです。
そして、本当にあった呪いのビデオシリーズには白い着物の女が観たものに伝染し彼らが撮影したものに次々と現れるというシリーズがありました。
怖がりながら観ていたものの霊など信じていませんでしたが、このシリーズを観た次の日に友人がバイクで転倒…そして、その翌日には私がバイクで転倒。
どちらの事故も前方を走る車からゴミが投げ出されそれを避けるために転倒しました。
まさか同じ理由で同じような事故に合うなんて…と不思議に感じていました。
幸い軽傷で済んでいたのでよかったのですが、数日後、私には更に不思議な出来事がおこりました。
夏の暑い朝方、目を覚ますと白い着物を着た女が私の胸元に跨り、首を締めていたのです。
長く乱れた前髪で女の顔は分からず、首を締められているが痛みというより体全体が苦しいという不思議な感覚でした。
なんとか逃れようともがきましたが、そのまま意識を失いました。
そしてハッと目が覚め、今のはなんだったのか、夢だったのかも朧気でした。
しかし、目が覚めた私は、私自身の体の体勢がおかしな事に気が付き恐怖しました。
自分では全くの無意識なのに、仰向けの状態で海老反った体勢でした。
もちろん今までこんな体勢で目が覚めた事はなかったので困惑しました。
その後、事故等は起こらずに至っていますが、やはりあれは夢ではなく白い着物を着た女の警告だったのかと思い、それ以降は本当にあった呪いのビデオシリーズは観なくなりました。
てんかんのなりかけかな?