車の窓を見るとそこには・・・
投稿者:明洋 (1)
これは私が実際に体験した、不思議で怖い体験談です。
この出来事は、私が19歳の運転免許を取りたての頃に起きた出来事でした。
その日は、当時付き合っていた彼女とのデートでした。当時私は大学生で、彼女は年上の社会人でした。
彼女との出会いはバイト先で、先輩と後輩の関係から始まりました。
一目見た瞬間に私は彼女のことが好きになり、当時高校生から付き合っていた彼女がいましたがお別れをし、彼女にアタックすること3ヶ月。ようやくお付き合いすることができました。
それからすぐに彼女は専門学校を卒業し社会人になりました。
彼女は社会人として忙しい毎日を送る一方、彼氏である私は大学生で、サークル、バイト、遊びと自由奔放でした。
しかしそんな僕にも文句一つ言わず付き合い続けてくれていました。もちろん、私も彼女のことが大好きでした。
付き合った当初はまだ自動車免許を持っていなかったため、「いつか彼女を乗せてドライブデートに行きたい」と考えていました。
そこで私は免許を取ることを決意し、2ヶ月で免許を取得しその後すぐに乗せるのは怖かったため、親の車を借りて何度も練習を重ねました。
それからしばらく月日が経ち、ようやくドライブデートに行くことになりました。
その日は付き合ってから初めてのクリスマスの夜でした。
イルミネーションが綺麗な場所でデートをする予定でした。
当日、まず当時実家に住んでいた彼女を親の車で迎えに行き、そこからイルミネーション会場へ向かいました。
道中、山道が少しあり、さらに夜になるにつれ雪が降り出し、運転初心者の私にとっては神経がすり減る思いで運転していたことを今でも鮮明に覚えています。
無事目的地につき、綺麗なイルミネーションを堪能しデート自体は大成功。
運転は緊張しましたが、思い出に残るクリスマスの夜を過ごすことができました。
ここまでは、、
デートも終わり、最後彼女の実家まで車で送りましたが、実は彼女の実家は山を一つ越えた少し田舎にあったんです。
迎えに行った時はまだ日も出ていて明るかったので何とも思わなかったのですが、彼女とバイバイをしてから1人で山道を走っていると異常に道が暗く、嫌な感じがしました。
私は霊感自体は一切ありません。
ただこの時は何か嫌な感じがしたのでふ。
「慣れない車の運転で、1人で暗い山道を走る」そう考えるだけでどんどん怖さが増してきたので、大音量で音楽をかけました。
しかしポップな音楽とは裏腹に、目の前はどんどん暗くなっていきます。
初めは道が暗いのかなとしか思っていなかったのですが、よく見るとフロントガラスが曇っていたことに気づいたのです。
フロントガラスが曇ること自体はたまにあることなので対処しようと思ったのですが、なかなか曇りが取れませんでした。
それどころか曇りはどんどん増していきます。いよいよ前がほとんど見えなくなり、徐行でしか進めないほどでした。しかし徐行で進むのも怖くなり、「一回車を止めて窓を拭いてから行こう」と思い車を止めて、運転席横の窓を見た時でした。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンッ
そこには無数の手形がくっきりと付いていたのでした。
ごめんなさい、嫌な感じかしたのでふ。で吹きました
スマホで打つと良くやる!「でふ」
手型系やめて欲しいよねー怖い〜