カラオケ
投稿者:やんか (2)
短編
2021/01/17
00:57
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「Aちゃん、今の声、聞い「あのさ」
Aちゃんが私が言い終わる前に声をあげます。
「わたしのとなりだれかいるよね?」
無理でした、ギャーッ!と声をあげて
電話をとり、店員さんを呼びます。
中学生に泣きながら、声がして!!と説明された店員さんは
はぁ??
となりながらも、部屋を変えますか?と言ってくれたんですが。
あまりにも怖くていられず、その日はそのまま帰りました。
大人になって思うと、声に関しては機械の故障?隣の部屋の声が入った?等、気のせいだったと思うこともできますが。
あの部屋のいいようのない暗さと寒さは
なんとも説明しがたいです。
それからしばらくして、そのカラオケは潰れてしまい、今は飲み屋さんが入っているのですがいまだにそこを見ると思い出す不思議な出来事でした。
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