よく正夢をみる私がみた夢の話
投稿者:小籠包 (4)
私はよく正夢を見ます。
正夢とは夢で見たとおりのことが起こると考えられる夢、また、実際に起こった夢のことを言います。といっても、私が見る正夢は日常生活のある一場面であり、
あれ?なんかこの場面前にもどこかであった気がする…。
あっ、夢で見たんだ!!
というようにいわゆるデジャブとか言うやつです。私はデジャブをよく体験しますが別に怖いことや恐ろしいものではありません。しかし、いつも不思議に思っていました。未来に起きることをどうして夢の中で見れているのでしょうか。そして、いつも正夢に関しては明らかにリアルすぎる感覚があり、現実かなと思うようなシチュエーションでありました。
ある時、夢で不思議な体験をします。これはまだ私が小学生の頃でした。この頃はいつも家族全員同じ部屋で寝ていて、この日も特にいつもと変わらずに眠りにつきました。そして朝になり、目が覚めると部屋には誰もおらず、私だけが布団で寝ていました。
あれ、誰もいない、寝すぎたかなぁ…。部屋はすっかり明るく、感覚的にはお昼の時間でした。
もう起きないと、と思ったその時、誰かが部屋に勢いよく入ってきました。黒い影、大人の男の人だったように思います。私は驚いて、叫ぼうとしました。しかし、その瞬間に腹を思いっきり刺されました。恐怖と刺された痛みから声が出ず、全身から汗が出てるのを感じました。そのまま私は横に倒れ、その男は立ち去っていきました。刺された箇所が痛くお腹を押えて目をつぶったそのとき、目が覚め、夢だと気づきました。
目を開けると夢のように私以外は誰もおらず、部屋は明るくお昼どきの様子でした。しかし、目が覚めたはずなのにまだ刺された箇所の痛みは残っていました。痛く起き上がれない中、必死に動こうとすると、段々と痛みがなくなっていきました。あの刺してきた男は誰だったのか…、なぜこんな夢を見たのか…、もしこれが正夢だったなら…。
痛みが残るほどリアルな夢だったのですごく怖かったのを覚えています。
実際に刺された訳じゃなかったんだ!
正夢とはちょっと違うけど、よかったですね!