東京の有名心霊スポット「千駄ヶ谷トンネル」墓地の下で起こる怪奇現象

東京の有名心霊スポット「千駄ヶ谷トンネル」

千駄ヶ谷トンネル。

東京の定番心霊スポットとして聞いたことがある方も多いかと思います。

多くの人が行き交う東京の都心にありながら、数々の心霊現象が起こると噂されるこの場所には、一体どのような曰くがあるのでしょうか。

このページでは、千駄ヶ谷トンネルがどのような場所なのか、そしてどのような心霊現象や噂が報告されているのかを紹介していきたいと思います。

千駄ヶ谷トンネルとは

千駄ヶ谷トンネル（せんだがやトンネル）は、東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目にある全長61メートルの比較的短いトンネルです。

完成したのは1964年（昭和39年）、東京オリンピックにあわせて整備されました。

トンネルの経路上には墓地が存在していましたが、墓地の移転は行われずに墓地の下を通過する形で建設されています。

このことが千駄ヶ谷トンネルを心霊スポットと言わしめる一つの要因となっているようです。

千駄ヶ谷トンネルで起こる心霊現象

墓地の下を通過する形で建設されている千駄ヶ谷トンネル。

以前から様々なテレビの心霊番組やYouTubeによって取り上げられていますが、具体的にはどのような心霊現象が報告されているのでしょうか。

ここからは千駄ヶ谷トンネルで囁かれる怖い噂、心霊現象の数々を紹介していきたいと思います。

深夜に現れる「血塗れの女」

千駄ヶ谷トンネルでは深夜2時頃（丑三つ時）に車で通過すると、白いワンピースを着た髪の長い血塗れの女が現れると言われています。

その血塗れの女は、トンネルの天井から逆さ吊りの状態で現れる、追いかけてくるとも言われており、千駄ヶ谷トンネルにまつわるエピソードでは最も有名なものだと思われます。

車の窓や車体に手形が付く

こちらも女性の霊によるものとされている噂です。

深夜千駄ヶ谷トンネルを通過すると逆さ吊りの女性が現れ、車体の上に落下、窓やボンネット、天井に手形を残していくと言われています。

奇々怪々にも千駄ヶ谷トンネルを車で通過した際に、「ドンッ」と何かがぶつかった音がしたものの辺りには何もなかった…という話が投稿されています。

墓地をトンネルの上に移された人の霊が現れているのでしょうか。

隣接するレコーディングスタジオでの心霊現象

千駄ヶ谷トンネルのすぐ横には、某音楽レーベルのレコーディングスタジオがあります。

そのレコーディングスタジオで録音された音源に謎の声が入っていたと話題になりました。

スタジオ内では他にも怪奇現象が頻繁に起こると言われており、千駄ヶ谷トンネルの建設に伴い、墓地を移転したことが原因だとも言われています。

千駄ヶ谷トンネルの心霊現象は徳川家の呪い？

千駄ヶ谷トンネルは1964年の東京オリンピック開催にあわせ、急遽建設されました。

その際、前述したように墓地の下にトンネルを通すことで迂回せずに国立競技場や東京体育館へのアクセスすることが可能になったのです。

本来であればお墓を別の場所に移転するのが正しいのでは？とも思いますが、千寿院というお寺が墓地の移転に反対しました。

そこでお墓を掘り起こしてトンネルの上部に移設する形をとったのですね。

また、この千寿院というお寺は、紀州徳川家の菩提寺でもあることから、千駄ヶ谷トンネルでの心霊現象、はたまた東京オリンピックでの度重なる不祥事は徳川家の呪いとも言われています。

新国立競技場建設の際に、多くの人骨が出たことは記憶に新しいと思います。

もしかするとこの周辺一帯が曰くのある場所なのかもしれませんね。

芸能人の交通事故も千駄ヶ谷トンネルのすぐ近くで起きていた

2020年、ある若手人気俳優がひき逃げ事故を起こしました。

事故現場が千駄ヶ谷トンネルのすぐ近くだったことから、呪いによる交通事故では…なんてことも囁かれているようです。

本当に呪いかどうかはわかりませんが、近くを通る時は、念のため安全運転を心がけたいですね。

千駄ヶ谷トンネルは安全？

ある霊能者によると、千駄ヶ谷トンネルに現れる霊はお墓とは関係がないそうです。また、現れる霊自体も祟ったりといった悪さはしないとも言われています。

ただし、以前から心霊現象・怪奇現象が報告されていることは確かなので、遊び半分では近づかないほうがよいかもしれません。