学校の近くに住む友達だけに訪れたモノ
投稿者:Black (4)
これは、僕が小学2年生、3年生くらいの時に起きた出来事です。
僕の学校は、家から歩いて二分ほどの距離にありました。
僕と同じように、近くに住む友達もたくさんいました。
そんな僕たちに、小学校2年生になる頃から奇妙なことが起き始めます。
夜、眠れないという友達が続出したのです。
そして、自分もそのうちの一人でした。
友達の場合はただ、夜更かししているのではないか。当時僕はそのように考えていました。
しかし、自分は違いました。
もちろん、夜更かしすることもありましたが、それだけが理由ではなかったのです。
最初にそれが起きたのは、電気を消して寝ようとした夜でした。
なぜかその日は、汗が止まらなくなるほど熱く感じました。夏でもないにも関わらず、、。
そして、異様な空気を感じていました。次第に不安は募り、目がさえてしまいました。
本当に怖かったのは、空いていたクローゼットをふと見たときです。
そこに、うっすらですが黒い影のようなものがあったのです。
人のような形をしたそれは、ずっとそこにたたずんで全く動こうとしませんでした。
しかし、確かめるために電気をつけてみると、それは消えました。
結局僕は、それが現れないように、電気をつけっぱなしにして寝ることになりました。
後日、そんな話を学校ですると、何人か同じようなような体験をしたという人が現れました。
しかも、それは全員学校の近くに住む友達でした。
後日、学校の歴史を見てみようという、授業がありました。
実は自分が通っていた学校は150年もの歴史がある古い学校でした。
ここで、あの体験をした僕たちはあの体験の理由であろうものに気が付きます。
昔の学校の写真を見ていた僕たちは、学校の周りに大量の墓地が立てられていたことに気が付いたのです。
先生に聞いてみたところ、かつて戦死者のために建てられたものだったという。
あの後、寝れないことが何度かありましたが、日を重ねるごとにそのことを忘れてゆき、普通に生活していました。
あの黒い人の影のようなものは何だったのかいまだによく分かっていません。
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