小学校で憑かれて記憶を失くして嘔吐した話
投稿者:めがね (4)
夜の小学校といえば何を思い浮かべますか?
ちょっと怖いことが起こるかもなんて、ドキドキした経験のある方も多いはず。
今回は私が体験した怖かった話を投稿してみます。
あれは夏の日の深夜、次の日がお休みだからゆったり食事でもしようと、当時の彼氏と歩いて5分程のファミレスに向かった時のことでした。
アパートを出て小学校の近くを通って向かうのですが、深夜にもかかわらずブランコの揺れるような「ギギィー」という音が聞こえたのです。
そして次の瞬間「ふふふふっ」とやわらかな女の子の笑い声までも聞こえてきたのです。
「こんな時間に学校に入れるもんかね?」と私が聞くと
「いきなりどした?」と答える彼氏。
どうやら話が嚙み合っていないので詳しく説明すると
「え、まったく何も聞こえないけど、、、」
おかしい。私には今も笑い声が聞こえているのにと考えていると、いきなり気持ち悪くなり気が付くと私はトイレで嘔吐していました。
訳が分からずとりあえずトイレを出ると、そこには心配そうに私を見ている彼氏がいました。
何がどうなったのか説明してもらうとこうでした。
小学校の前で話した後、私が急に笑いながらスキップをしてファミレスに向かったこと。
少し変だなと思いつつ深夜だしテンション上がったのかな?なんて思っていたこと。
ファミレスに着いても嬉しそうにメニューを見て、たくさん悩んだ結果いつもは頼まないような料理を注文し、運ばれてきた料理を一口食べた後トイレに駆け込んだこと。
そして今に至ると。
話を聞いた瞬間は何か悪いことが起こっているようですごく怖かったのですが、よく考えてみると気持ち悪くなったのは一瞬だったし聞いたのは楽しそうな子どもの声。
1人で遊ぶのに退屈した子どもの霊がちょこっと私の体を使って現世を楽しんだのかな?なんて考えると、なんかいいことした気分になってしまい今では当時の彼氏(現夫)との間で笑い話になっています。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。