北海道釧路市雄別炭鉱
投稿者:雌阿寒 (1)
これは30年以上前の事ですが、私が高校生の時、地元の友だちと、車で2時間かけて隣町の北海道釧路市郊外にある、『雄別炭鉱』に肝試しに行きました。
この場所は、既に廃炭鉱になっている場所ですが、かの有名な霊能者、故宜保愛子さんも訪れた有名な心霊スポットです。
その時のメンバーは確か男女合わせて8名程だと記憶しています。
最初に廃病院に行こうとなり、道路沿いに車を停めて、病院の前に着きました。
病院の後ろには川が流れており、私達も無言だったので川の音だけが響いていました。
いざ入ろうとした時、誰かが悲鳴をあげたと同時に、皆が一斉にダッシュで車まで逃げ帰ってしまいました。
誰が悲鳴をあげたのかははっきりしませんでしたが、タイミングを逸したので、病院は諦め、
次のターゲットの廃映画館に向かいました。
同じく道沿いに車を停めて、車から降りてすぐに、私の左側の頭がものすごく痛くなりました。
私は強い霊感はもっていませんが、なんとなく昔から、左側の頭が痛くなると、あまり良くない場所という思いがありました。
なので、皆にもそのことを伝え、廃映画館の中には入らず、その日は帰りました。
その日は全く心霊的な現象には遭遇しませんでしたが後日談があります。
その時一緒に行った友達とは別の友達が、違う日に雄別炭鉱に行ったと電話がありました。
その友達が行った日は、別のグループも肝試しに来ていたらしく、一緒に回ることにし、映画館の中などで写真を撮ったりしたそうです。
その時友達がそれ以来左肩が痛いと言っていたので、「取り憑かれたんじゃないか?」などと言って電話を切りました。
それから暫くたって、また友達から電話がかかってきましたが、その内容が映画館の中で撮った集合写真で痛いと言っていた左肩に明らかに不自然な手が乗っているとの事でした。
私も病院では頭は全く痛くはなかったですが、映画館では近くに行く前に頭が痛くなったので、映画館の方がやばい気がしていたので、妙に納得した話でした。
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