短大時代のこわ〜い出来事
投稿者:朱里 (1)
私は高校卒業後夢の保育士を目指すために短大に通っていました。
短大のすぐ目と鼻の先に幼稚園があり、子どもと触れ合う授業の時はお邪魔させてもらったりしていました。
学校生活のほとんどが勉強やピアノや実習そして定期的にあるテストで頭がパンクしそうなぐらい忙しい日々をおくっていました。
唯一リフレッシュ出来る時間は友人とたわい無い話をすることでした。
そしてある冬の事です。
友人のお誕生日も近いということで、仲良しグループ5人で友人のお誕生日会をすることにしました。
授業が終わる頃にはすっかり空も真っ暗になっていました。
授業が終わり空き教室でお誕生日会をすることにしました。
1つ空いている部屋があったので、そこでお菓子やジュースやケーキを食べて楽しい時間を過ごしていました。
そして、みんなでトランプをすることになり、負けた人は当時流行っていた怖い話をするという罰ゲームでした。
今考えると勝った側なのに怖い話を聞かされるってどうなんだろうと今更思いました。
そして、1発目に私が負けてしまいました。当然怖い話をしました。
その内容は、不仲の夫婦がいて、奥さんを心を病んでしまい自殺をしてしまいましたが、旦那さんへの恨みで中々成仏出来なかったのです。
そして旦那さんが夜、窓から見える空を眺めていたらうっすら影が見えたのです。
よーくみてみると先日亡くなった奥さんの姿にそっくりだったのです。
窓の外にうつっているであろう奥さんのその表情は凄く険しい顔をしており、旦那さんは怖くなり後ずさりをしました。
後ずさりをしていると後ろになにかぶつかりました。
振り返るとさっきまで窓に映っていたすごい顔の奥さんだったのです。という話をしました。
みんなをびっくりさせてやろうと、窓に映っていたと伝える時に、目の前にある窓を私は指をさしていました。
目の前に窓が見える友人は一度窓をみて顔をふせました。
そして、ドア側にいる友人も数分後下を向いたのです。
その時は、びっくりしてる!とただただ嬉しかったのですが、友人からもう帰ろうと言われました。
集まってそんなに立っていないのにと思いましたが、友人が早速さと片付けを始めてしまったのです。
その日はお開きになり家に帰りましたが、どうも納得がいきません。
次の日、友人2人は学校には現れませんでした。
私はもしかして昨日のことが関係あるのかなと思いましたが、次の日ちょっと元気はなかったのですが学校にきてくれました。
どうしてもすぐにお開きにした理由を聞きたくて友人に聞きましたが、今学校では答えられないと断れられてしまいました。
昼休みに公園へ移動して教えてくれるということで、それまで待つことにしました。
そして、昼休みになり公園につきました。
友人に話を聞くと、怖い話をしている時に私が指をさした先に女の子か女の人が影がはっきり窓に映っていたそうなのです。
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