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特別投稿

Pez13さんによる特別投稿にまつわる怖い話の投稿です

「電柱(真相)」
短編 2026/06/13 21:10 81view

再び眩い閃光が夜空を照らした。

上空を覆っていた巨大な黒い影は、現れた時と同じように、何事もなかったかのように消えていった。

社長は慌てて車載テレビの電源を入れた。

ニュース番組は通常通り放送されている。

先ほどの閃光も、空を覆った黒い影も、一切報道されていない。

「おかしい……」

あれだけの現象なら、臨時ニュースになっていても不思議ではない。

社長はスマートフォンで調べてみた。

しかし、SNSにもニュースサイトにも、それらしい情報は一つも見つからなかった。

その時だった。

再び地面が小さく揺れた。

足元の地面に細い亀裂が走る。

そして亀裂の奥から、誰かの声が聞こえてきた。

先ほどとは違う。

穏やかで、どこか人間らしい声だった。

「どうやら……我々の声が聞こえるのは、君たち二人だけのようだな」

社長と霊能者は顔を見合わせた。

「我々は、彼女が見ていた電柱の首吊りの人々と同じ存在だったものだ」

「同じ存在?」

霊能者が問い返す。

「だが、あれはこの町で死んだ人間ではない」

「日本中から集められた者たちだ」

「集められた……?」

「彼らの目的は一つ。地球上のエネルギーを回収し、持ち帰ることだ」

「そのエネルギーとは、人間の怨念や憎しみ」

「特に、自ら命を絶った者の感情は強く、大きなエネルギーとなる」

社長の顔から血の気が引いた。

「まさか……」

「そうだ。この町は、集められたエネルギーの貯蔵庫になっている」

「そして電柱は、その回収装置だ」

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