先祖の呪い

先祖の呪い

中学生の時、謎の体調不良で学校に行けず、不登校だった。 3年間必ず夏休みになると体調を崩し、２学期のほとんどを休んでいた。
３年の秋から体調が良くなり、高校は普通に行けた。

時が経ち、大人になってから家系図制作をしようと思い立ち、先祖の古い戸籍を取った。
多くの人の名前が並ぶなか、不幸な記述を見つけた。大正5年6月24日、曾祖父の妹が20歳のとき、鉄道で自◯したということが推測できる記述だった。
出生届が受け付けられたのは14歳のとき。お墓にはその人だけ名前がない。何か訳があったのだろう。

そんな事実を知り、複雑な気持ちになっていたとき、母親とのふとした会話から、中学の時の不登校の話になった。

実はあのとき、藁をもつかむ思いで、知り合いの紹介で拝み屋さんに霊視をしてもらったらしく、4人の霊が息子さんに付いていると言われたらしい。特に先祖の若い女性の霊が強く、悪影響を与えてるという。なんとか祓ってもらい、その直後に私の体調が良くなり、学校に行けるようになったという。

その話を聞き、私の中で古い戸籍の女性の件と繋がった。 取り憑いていたという女性の名前を、拝み屋さんに聞いたという。試しに教えてもらったら、なんと戸籍の人と同じ名前だったのだ。

こういうセンシティブな内容を投稿することはためらわれますが、多くの方に知ってもらいたいという気持ちが上回ります。若くして悲しい最期を遂げたその女性が、そうさせているのかもしれません。