これは私が仕事帰りの夜に地下鉄に乗っていたときの話です。
電車は少し混雑していて、私はつり革につかまりながらスマホを見ていました。
ある駅を出発してしばらくすると、突然車内に
「ただいま運転士がいません。安全確認のため、しばらく列車を停止いたします」
というアナウンスが流れました。
一瞬何を言われたのか理解できず、車内はざわつき始めました。
周りの乗客も顔を上げてキョロキョロし、あちこちから「今なんて?」「運転士がいない?」「どういうこと?」などという声が聞こえてきました。
私はまるで悪い夢を見ているような気持ちになり、背筋がゾッとしました。
しかしその後、すぐに
「先ほどのアナウンスは誤放送です。ご安心ください。先ほどのアナウンスは誤放送です。」
という訂正のアナウンスが流れました。
車内にはほっとした笑いとため息が混ざり、緊張が解けたのが感じられました。
私も誤放送と分かり安心しました。
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