お盆・・・・
夏のこの季節が来ると
里帰りをする先祖の霊を迎え火で迎え
いろいろな供物をして慰める
そして、霊が戻っていく時には
送り火をする・・・・
京都の有名な大文字焼きも
実は送り火なのだ・・・・
この季節になると、だから・・・
いろんな霊が彷徨いはじめるらしい
迎え火で大切に迎えられる霊たちはいいが
迎えてくれる家のない霊たちは・・・・・・・
友人夫婦がお盆用のお菓子を買いに夜店に行った
「あら、可愛いお菓子。これ買って行こうよ」
っと奥さんはお菓子をあれこれと選びはじめた
見ると夫の顔が青ざめている
「どうしたの?」と聞くと夫は
「俺、気分が悪いから先に車に乗ってる」
っとスタスタ行ってしまった
「どうしたのかしら?変な人」
っと奥さんは、夫の突然の変化を訝りながらも
お菓子を買い夫の待つ駐車場に戻った
夫は相変わらず青い顔して待っていた
「お前、よく平気だなっ・・・」
「えっ?!何がよっ?!」
っと聞くと、夫がしゃべり始めた
「お菓子を売っていた露店の上を・・・」
「たくさんの白い人の顔がふわふわ飛んでいたんだよ・・・」
「そしてしきりに・・・・」
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