中学生の頃、校外学習の帰りのバスでうとうとしながら外を眺めていました。東京に近い場所を走っていたのでビルばっかりでした。眠くて頭がぼーっとしている状態で外を眺めていました。そのときなんでもない家が目に留まって、家じゃないのかもしれませんが、四角い建物ばっかりなので。屋上に人がいました。近くも遠くもないような距離で、顔は見えませんでした。でも、こっちを見ているような気がして。僕はその人を目で追いかけていました。バスが進んでその建物が後方にいっても。そしたらその人がこっちを向いて急に怖くなってきて、気づいたら眠っていて、起きたらバスはもう見知った場所を走っていました。
わたしは校外学習で奇妙な体験をしました。帰りのバスでの話です。皆疲れていて、クラスの半分以上は寝てたと思います。私の席は前から2番目でした。前にいたのは先生と実行委員みたいな役の子なんですけど、会話が聞こえてこなくて、少し覗いたら先生はずっと窓の外を眺めていたんです。そしたら次の瞬間後ろから、なんかいるって聞こえてきたんです。たしかに窓の外の建物になにやら人影のようなものが見えて、そしたら先生が急に笑い出して。覚えているのはそこまでです。気づいたら寝ていました。
私は校外学習のバスの中で見たあの女がどんな顔をしていたか知っています。
泣いていました。
これは予想ではない。あの女が目の前にいたなんて考えたくありませんでした。なんで先生があんなに皆を褒めていたのか、私は知っています。
























ごめんなさい。
10回読みましたが、よくわかりませんでした。