これは僕が高校の時に体験したお話なんですが、僕の高校は公立で
不良が多い学校でした、その中で友達もできて楽しく暮らせてたんですが
いつも気になるとこがあったんです。
学校は大きく、建物も3階あるほど。
けど旧校舎の1階は3年に上がるまで一度も使ったこともありませんでした。
3年に上がるころには友達だった大半が留年とかで退学していって
クラスメイトが14人になるほどでした。
ある日に授業が先まで追いついて自首の時間を貰えることがありました
その中で「もうすぐ卒業」という話題が上がり学校で起きたことを話すことになりました。
1人が「旧校舎の1階って結局なんだったん?」って話題になり
気づけば旧校舎の話になることになりました。
自分の学校の気持ち悪い所は使わない場所は大きな壁のような扉で閉められていることです。
なので階段を降りても壁の扉で先には進めなくなっていて
わざわざ遠回りしてまで行くことも多かったです。
なので「卒業までに1階を覗いてみよう」という目標が出来上がり
授業終わりはみんなで1階に行っていたりしてました。
通い始めて数日、ある日扉が開いていることに気づいた友人がいました
中を開けるとそこだけ廃墟のように汚く、数年誰も通ってないような感じでした
女子はみんな気味悪がって見るだけで終わり、男子は数人のチームを組み
探索することになりました。
僕は3つめのチームで組み、3人で探索しました
先のチームは少し見るだけで怖がり本格的に探索したのは僕らのチームでした。
教室を覗いてもただ放置されているだけで汚いというだけでした。
でも一つだけ開かない扉があり、ドアノブがついた個室でした
何の部屋なのかもわからず、入る方法を探しましたが無理でした。
そんな出来事が終わって数か月、卒業して数年
昔のクラスメイトたちとご飯を食べに行く話になり、会いました。
会話は「あんなことあったね~!」と他愛のない話でしたが
最後はやはりあの旧校舎の1階の話。
自分たちの母校が無くなることがなったんです。
そこで解体業者で働く友人が母校を壊すことがあったんですが
あの1階の話で開かなかった個室の部屋があがりました。
ドアを壊して中を見た時、そこにあったのは
腐った雑巾や黒板に貼られた学生の写真。
そして何より気味が悪いのが赤い何かがついたマット。
























三人で挑戦、ということは、「白いやつによって、先頭の者は踏台にされ、最後の者は一刀両断された」 って小ネタ入れれたはず
きつい