振り返るとそこには………

俺はある日、夜の１０時過ぎ、事情があり、家出していて帰ってきた時だった。鍵を開けなくてもお母さんがあけておいてくれるので、いつものようにドアを開け、入ろうとしていた。そして、ドアノブをつかんだ次の瞬間、力が入らずさむけがし、後ろからの視線を感じた。ふっと振り返るとそこには誰もおらず、「なんだ。気のせいか。」と思っていた俺の目に飛び込んできたのは、、、、目の前の家の２階の窓からのぞく白い女性。その時俺はパニックになり力を振り絞ってドアを開けるとお母さんがいつものように「おかえり～」と言っていて「どうしたのそんなに慌てて?」て言われたから「なんでもないよ」といった。だが、その日は寝ることができず、布団の中で３～４時間を過ごしてしまい、寝たのは３時くらいだった。次の日も、その次の日も、あの日のことが忘れられず、体調を崩し、１週間寝込むことになった。そして、熱も下がり、記憶には「あの事」もほとんど消えた時、今度お母さんが体調を崩した。こんな感じでこの出来事は終わった。今でもあの事は忘れられない。