長野の実家での不思議体験
投稿者:チョメジ (1)
初めて投稿させて貰います。
ホラー好きで怖い話や動画、映画等は良く見てしまうほどホラー依存な僕の話を聞いて貰えたらと思います。
この話は良く周りの人達に怖い話してよと言われて真っ先に話をする話で、幽霊が出るとかそういった類ではなく、本当にあれぱなんだったのじゃあ?と言った話なので、それをふまえて読んで頂ければ幸いです。
僕の母方の実家は長野県の山の中にあります。
小さい頃は良くお盆や年末には帰省して過ごしていました。
現在は全く行ってないのですが、もしまた行く機会があったら確認しに行こうと思っています。
僕がまだ高校生の頃です。
毎年恒例でお盆の時期になったので家族4人で長野の実家に帰省しました。
僕は東京生まれで東京で育ったので、当たり前ですが実家の長野に友達等は居なくいつも兄貴とプラプラと出掛けては帰ってきて、温泉に家族と行ったり、おかんの兄貴で叔父さんとドライブしながら買い物したりみたいな感じでした。
そんなある時、ふと探検しようかなと思い昼間に散歩してくるわと言い外に出ました。
実家は山の中にあるので外に出たら長い坂道がありそこを登って行くとお墓があります。
そこのお墓におかんのお母さんのお墓があるので毎年水やりをしたりしていました。
そのお墓がある奥は山道になっていて今までその先に行ったことは無かったのですがいつも気になっていたので今回暇だし天気も良かったので行ってみることにしました。
山道なので周りは草や木々で覆われており一本道をひたすら進んでいました。
(なんか風情があるなー)
なんて思いながら歩いていると目の前に仏像?みたいなのがあり仏像を真ん中として右と左に行く別れ道に出ました。
左は道のり的に下る方向で右は上る方向だったので先に行きたいなって思ったので右の道を迷わず進む事にしました。
(こんな道あるんだ、帰ったらおかんやおじちゃんに話そ)
と思いながら歩き進めて数分位したら、目の前に小さな集落?みたいな所に出ました。
そこはまさに時代が進んでないような所でおばあちゃんが桶で洗濯をしてるのが見えて、一軒家が2、3件ありました。
その奥に軽トラも見えたのですが、廃車の様な感じでここに車なんて…と思う程でした。
何故そう思うかと言うと、僕が来た道は人1人が通れてとてもじゃないが車が通れる隙間やスペース等がなかったからです。
そして何より不気味だったのが昭和のラジオで良く流れている赤いりんごの曲みたいな音が大音量で流れていたのです。
この集落に着いた途端聴こえてきて、この音量なら来る途中で絶対に気付くほどの音量でした。
ですが、僕はそこに着いて初めて聞こえてきたのです。
(こんな所にこんな集落みたいなのがあんだ)
と思いながら近くにいたおばあちゃんに挨拶して先に進もうかと思ったのですが、何故だか分かりませんがそこから先に行っては行けないんじゃないかという気持ちになりました。
僕にはそもそも霊感は無く、何かを感じるや見た事があるってのはなく、ただ直感で行かない方がいい!ってなり、そのまま家に戻る事にしました。
家に戻りおかんや兄貴とかは買い物に出掛けていたみたいなので全員揃ったら今日の出来事を話そうと思い、夕飯になるまで時間を潰しました。
夕飯時全員が揃ったので今日の出来事を皆に話しました。
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