誰もいない所で音がした気がして。

これは私が数年前地元の郵便局(そこそこ大きい)で働いていた時のことです。

まぁ、働いてたと言っても正社員ではなく契約社員で、その上試用期間中、そんな時に体験した自分にとってはとてつもなく恐ろしかったことがあります。

当時自分はまぁ所謂フリーターで、そこの郵便局でもやっと仕事に慣れてきたかな、と思いつつ仕事に励んでいたある日、他の職員の方の休憩時間との兼ね合いで少し遅めの昼休憩を16時頃にとりに休憩室まで足を運びました。用意してきた弁当を平らげ、休憩時間終了までまだ余裕があったため、休憩室の端にある畳のスペースでごろ寝しながらスマホを打っていました。日頃からクレームの電話などの対応をしていたのでそのせいかこの頃ストレスも貯まり、夜も眠れなかったせいか、ついうたた寝をしてしまいました。休憩時間終了まであと残り５分というところでアラームをセットし、眠りについたはずなんですが、そんなに時間が立たずに人の気配を感じて入口ドアから顔を出し、周りを見渡すけど、誰もおらず。気のせいかと思いまた少し寝ようかと思い横になり目を閉じました。しかし、その後数分後、今度は誰かからの視線を感じるようになりました。誰か近くにいるのかなぁ？とか疑問に思いましたがあまりにも疲れてた為、再びねようと目を閉じました。そうしたらその次の瞬間に、誰かが目の前で俺の顔ガン見してるくらいの存在感を感じました。勿論直ぐに起きてもうここにいたくない！と思い急ぎ足で担当部署に戻りました。そしたらそこの先輩に「どうだった？○○くん、今日はもう他に誰もいないからゆっくり休めたんじゃない？」
と、言われ絶句しました。
「あぁ、そっすね」
くらいしか反応出来なかったのはきっと私に付き纏ってたやつが何者なのか分からなかったからでしょう。

私はその後直ぐにそこを辞めてしまいましたが、後々調べてみたところその郵便局が建っていた所は昔、色々な曰く付きの場所だったとか…。

これ以外にも色々体験したことあるので機会があればまた投稿させて頂きたいと想います。