最後のあいさつ
投稿者:rarara (3)
ふと思い出したので投稿する。
大学2年の秋、飼っていた柴犬(以下ポチ)が亡くなった。
元々は祖母の家に居たのだが、祖母が老人ホームに入
る際に面倒を見る人がいなくなってしまうため私達家
族が引き取った。
手のかかる子で最初はよく噛まれていたが、根気強く
世話をしていくうちに懐いてくれるようになった。
そんなポチが私は大好きだったし、それだけに亡くな
った時のショックは大きく、当時一人暮らしをしてい
たために死に目に会えなかったことが非常に悲しかった。
それから約1ヶ月後、連休で実家に帰れる機会があっ
たので供養も兼ねて帰ることにした。
その前日の夜、不思議な夢を見た。
私は夢の中で家の玄関の前で座っていた。周りが妙に
白っぽかった気がする。すると家の前の道路を白い日
傘と服を着た老婦人が一頭の犬を連れて来た。
その犬は目が爛々としていて毛並も美しく、オレンジ
色に輝いて元気に歩いていた。
ふとその犬が私の家の前を横切ろうとした時、犬が私
のそばに寄って私のことを軽く噛んだ。何故だが分か
らないがその瞬間、今目の前にいる犬がポチであるこ
とを認識し、途端に胸が悲しい気持ちでいっぱいになった。
その後はあまり覚えていないが、上に登っていくポチ
を見ながらひたすらに「行かないで」と何度も言いな
がら泣きじゃくっていた気がする。
そのまま目を醒ますと私は大粒の涙を流していた。こ
んな不思議なこともあるのかと思いながら実家に帰
り、この話をせずにそれとなくポチの話題を出した。
すると家族がそういえば、とこんな話をした。聞くと
私がちょうど夢を見ていた夜にポチの仏壇に供えてい
とても良いお話しでした。
私の実家で14年飼っていた猫ですが、老衰で亡くなってから1年後の雪降る時期に帰った際、寒くて寝れずにいたら布団の中に「ニャン」と、入ってきて朝まで暖かく寝れました。
夢なのか現実なのか分かりませんが嬉しかった事を思い出しました。
可愛いがっでくれてありがとう。伝えたかったんですね。
変な改行だから縦読み?
と勘ぐってしまった
可愛いがってくれてありがとう。投稿者さんに伝えたかったんでしょうね。