某有名トンネルの怪奇
投稿者:北ウイング (2)
都内のAの自宅、同級生3人でまたくだらない話をして酒を飲んでいた。
3人はそれぞれ違う県に住んでおりタイミングが会う時を見計らって都内のAの家に遊びに来ていた。
A 「なんか面白いことないかねー」
B 「面白いことっていえば最近パチンコしかしてないわ」
C 「俺も最近休みはパチンコばっかだなぁ笑」
そんな身のない話を延々としていて、そろそろ終電の時間かなと時計に目をやると21時を回っていた。
BとCはそれぞれ違う県から遊びに来ているので終電も早い。
そろそろ解散しようかと思った時Cがこんなことを言った。
C 「そういえば最近後輩が心霊スポット巡りみたいなのにハマってるみたいでさ、けっこううちの付近あるんだよね。やばそうなとこ。」
B 「心霊スポット?あー、そういうのいいね。絶対楽しそう」
A 「まじ?大丈夫なん?」
意外と乗り気なBと少し不安気なAはすぐ反応した。
C 「大丈夫大丈夫!後輩もなにもなかったし、別に悪さするわけじゃないし。今度予定あったら行ってみない?俺車だせるし」
B 「ドライブがてら心霊スポットとか最高だね。来週も暇だし学校終わったらお前ん家行くわ」
大学生は面白そうなことしか興味ないのか?そんなことを考えながらAも答えた。
A 「俺は仕事終わりで遅くなるけど終電までには行けると思う」
B 「じゃあ来週は適当にCの家に集合な!もうこんな時間だしそろそろ行くわ!」
C 「りょうかい!じゃあまた連絡ちょうだい。」
そんな感じでBとCは帰っていった。一人になったAは不安な気持ちもあったが同時に楽しみでもあった。
〜1週間後〜
3人は予定通りCの家に集まった。Aの仕事が意外に長引いて結局終電になってしまったがある意味丁度よい時間であった。
そう、今回行こうとしている心霊スポットはCの家から大体40分くらい。着く頃には夜中の2時を回る・・
C 「よし、じゃあ行くか。車だすわ」
B 「テンション上げなきゃだし、酒買ってこ!」
C 「俺飲めないじゃん」
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