ある峠で起きた事故の話
投稿者:kk (19)
私がぞっとしたのは、友人が事故にあった時のことを話してくれた時です。
その事故というのは、安全運転をする友人が起こしたことでその時点でびっくりしました。いつも安全運転をしていて、その時まで一回も事故を起こしたことがないのです。その友人の事故は、車が一回転するほどの重大なものです。もしかしたら、命を落としていたかもしれません。しかし運が良かったのか、助かったのです。無傷で安心しました。その友人は、事故のことを鮮明に覚えているということだったので聞くことにしました。
友人が事故を起こしたのは、事故が多発している峠の曲がり角のところです。その曲がり角はよく事故を起こして、亡くなる人もいました。そのことから、その峠のその曲がり角の場所には、いつも誰かが持参した花があったのです。その花を見る度に慎重に運転をしようと思っていました。
もちろん友人の場合も、普段から慎重な運転だったのでその場所でも安全運転をしていました。ところがそのことが起きてしまったのです。それは、運転をしていて突然、フロントガラスのところが真っ白になったというのです。霧が出ていたわけでもなく、雨が降っていることもないのです。それなのに、真っ白くなり気づいたら車が横転していたのでした。
そしてその後に来た車の人に、助けられて救急車で運ばれたとのことでした。無傷であったことが不思議なくらい、その後の車を見るとグシャグシャになっていたのです。
その場所は、未だに事故が起きています。本人が気をつけていても、もしかしたら起きているのかもしれません。そのことを思うとその峠を通ることが怖くなっています。昼間は通ることがありますが、夜はやめるようにしています。
数々の事故の中には、友人のようにフロントガラスが真っ白になったケースもあるかもしれません。そこで事故を起こした人は、何もいっていないので詳細がわからないのです。しかし必ず何かあると思っています。
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