隣に住んでいた男性の闇
投稿者:kk (19)
私が怖いと思ったのは、マンションの隣に住んでいた男性の事です。その男性は、中年ぐらいでとてもいい人でした。こんなにいい人がいるんだというぐらい、優しいし人当たりがいい人と思ったのです。となりに住んでいる人がそんな人だったら、ラッキーと思うことがありますね。ところがその人は、闇を抱えていたらしいです。ここでは、その人のことについてお話します。
その人は独身で一人で住んでいて、地域のいろいろなことにも積極的に取り組んでいました。一度台風でひどい状態になった時に、私たちが住んでいるマンションの人たちも避難をすることになりました。
その時も、いろいろなボランティアとして積極的に動き回り活動をしていたのです。仕事を定年退職されたということで、そのように自由に時間を使うことが出来るということでした。
となりに住んでいる男性は、いい人なのですが時々これは困ると思うことがありました。それは時々、大きな音がするのです。どんという音で、何をしているんだろうと思っていました。その音に関しては、時々あるのですがそんなに長く続くことがないのでそのままにしていました。
その後、聞いた話によると隣の男性が自殺をしたということを聞きました。しかも首吊りです。それをきいて、愕然としてしまったのです。なぜ何の不満もなさそうな人なのに、そんなことをしてしまったのだろうと思ったのです。そのことを聞き、人は人には言えない闇を抱えていることを知りました。
音がしていた時、何も思いませんでしたがその自殺ということを聞き、少し不気味に感じています。それは、多分自殺を何度も試みたのではないかと思うのです。違うかも知れないのですが、私はそのように感じています。その音はかなり大きかったので、今でも覚えているのがつらいです。
どんな闇を抱えてたかもわかってないのに、自殺したことで闇を抱えてたと決めつけるって、どんな闇を抱えてたら人をそんな風に見る事ができるのか。
怖い人がいるもんだ。
なんか読んでいてとても不安になる文章だな…。