I県庁の9階
投稿者:窓際族 (47)
皆さんは心霊スポットというとどのようなものを思い浮かべますか。墓地、トンネル、廃墟、古戦場など人が多くなく、マイナスのイメージがある場所が多いと思います。ところが、I県にはそういったイメージから大きくかけ離れた、実に驚くべき心霊スポットがあります。それは「I県庁」です。
もっと具体的に言うなら、I県庁舎の9階は夜になると「出る」ことで知られています。しかも驚くべきことに、それは建設途中にはすでに知られた存在になっていたのです。見てしまった作業員の方がたくさんいたというわけですね。もちろん庁舎が完成してからもオバケは健在で、一時期はそのフロアの職員が夜の残業を誰もやりたがらなかったという話まであるくらいです。
不思議なことに、I県庁舎の建てられた場所は前に墓地や神社など霊に関わりのありそうなものがあったというわけではありません。またそこで何か重大な事故や事件が起こって大量の人が死んだというようなこともありません。近くの病院の霊が引き寄せられているだとか霊道(霊の通り道)になっているだとか色々な説がありますが、なぜそこで「出る」のか、何が原因で「出る」のかは誰も分かりません。
ただ、I県庁は広く開かれているため行こうと思えば誰でもI県庁の9階に行くことができます。ちなみにそのフロアには「厚生政策課」や「健康推進課」など医療や厚生に関する部署が入っているのですが、よりにもよってそんな場所で出るのはなぜでしょうね……。なおI県庁の19階は街を見渡せる素晴らしい展望フロアになっているほか、県庁の近くには海や港、数々の名店があり1日いても飽きない場所なので近くに行くことがあれば寄ってみるのも良いと思います。特にキラキラと美しい夜景は必見。ただし、霊感の強い方は体調不良になる場合もあるとのことなのでそこだけはご注意を。
実話ですね。
どこか分かりました。
19階からの眺望は、見事でしょうね。
観光がてら、是非訪れたい場所でもあります。
深夜でなければ、9階は問題ないようですが、この話を読んでしまった以上、訪れる際は、立ち寄らないようにしたいですね。
石川では結構有名な話だが9階よりも19階南西隅の壁面に書いてある落書きが薄気味悪い