つい最近分かった「その柄が怖い訳」
投稿者:舞姫 (16)
子供の頃、まだ自然の多い新興住宅地で友達数人で遊んでいたところ、男の子が棒を持って蛇をつついていました。
いくら自然が多く残っていたとはいえ、小学生の自分でも初めて見る蛇でかなりの大きさでした。
その場にいた皆で、かわいそうだし危険だから止めたのですが、男の子は興奮して全くやめません。
バーカッ!毒があるヘビは沖縄とかに居るんだよ!
1週間後、その男の子が骨折した時、皆罰が当たったと強く思いました。
しかも、また1週間ほど後には自分も足の裏を釘で踏み抜くという大けがをしてしまい、この時は、必死に止めたはずの自分まで祟られたと思ったものです。
ここまでなら、ありがちな内容ですが、大人になってから同僚にこの話をした際、助けようと止めたとしても声を上げたり動作があると仲間と思われるから、そういう時はじっとして見守るしかないと忠告されました。
しばらくして、別の部署のベテランの方から、とあるグレーのレース柄を見せられました。
○○さん、この柄素敵だけど怖いのよ。
…???
周囲の人達は、あ~、確かに怖い怖いよねという人が多かったです。
その時は、柄に対して自分が無知なのかなと思っていたのですが、常識的に無知というか何か暗示にかかっていたんじゃないかと思う位なことに、なんと、数か月前気が付きいたのです。
グレーの透け感あるレース柄は、時として蛇の柄を連想させます。
これはわかっていたつもりだったのですが、数か月前マムシの画像を見るまで自分がおかしかったことに驚きました。
マムシの柄です。
日本の本土にも広く分布し、毒を持っており噛まれると危険です。
マムシに毒があることは知識として知っていたものの、それとは別に本土には毒蛇はいないとなぜかずっと信じ込んでいたのです。
私は爬虫類は割と好きな方なのですが、この柄は怖いです。
数十年もたってから、いろんな意味で本当に怖いと思った話です。
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