本当にあったアパートの怪現象

昔、結婚して2階建てのアパートの1階に住んでいた時のことです。
子供がまだ1歳くらいの時で、言葉を喋るか喋らないかというような頃。
よく玄関の方を見て大泣きすることがありました。

ある時、旦那の友達が遊びにきた時に、「子供が2階に登っていく影を見た。」と言われたこともありました。

子供は1歳程度なので、自分で階段を登ることはあり得ません。

別の日も、旦那が夜中にタバコを玄関の外で吸っていた時に「ランドセルを背負った子がすぐそこにいた。」と言います。そして常に家の中では「パキッ」と木が割れるようなラップ音がしていました。

気がつくといつも閉めているはずの押し入れの上の天袋が少し開いていたり。

当時は押し入れを開け閉めする時の衝撃で開いているのかもしれないと思っていました。

1番怖かったのは私が夜中、静かな暗い部屋で子供と寝ている時に「ドンドンドンっ」と
窓を叩く大きな音がし、驚きと怖さでパニックになって旦那を起こしてすぐ外を見てもらいましたが窓の外には誰もいませんでした。

それから寝る時は電気をつけていないと眠れなくなりました。

その頃は旦那とよく怖い話のDVDを借りて観てたので、その影響で霊が寄ってきていたのかなとも思い、
それ以降はレンタルしなくなりました。

現在は引っ越し、全く霊現象の起こらない平和な日常生活を送っていますが、実際に体験すると本当に恐ろしいものだなと実感しました。