ラブさま
投稿者:ぴか社長 (2)
小学校高学年の姉と姉の友達がラブさまやるというので見せてもらいました。
ラブさまというのはコックリさんの要領で行うゲームのようなもの。
信じていません
ラブさまラブさま〇〇(姉の友達)に好きな人はいますか?と問うと10円に重ねた姉と姉の友達の指が10円玉とともにゆっくりすすむ。
…「は」……「い」 こんな感じで。
ラブさまへは簡単な質問(はいかいいえで答えられる)しか受付けてくれません。
一通りはい、いいえの繰り返しで姉と姉の友達は盛り上がり最後に姉がわたしにアンタ何か質問してみたらと言われて、ぼくがしょうらいけんっこんするひとのなまえは?と質問すると指で押さえた10円玉がスススと動き始めました。
…「あ」…「●」…「●」…「●」…「こ」ピタッと止まり姉の友達が突然ラブさま帰ったと言いました。
ああ、帰ったんだと漠然と思いました。
姉たちが「あ●●●こ」だって変な名前そんな名前あるやけないじゃんと笑飛ばしていました。たしかにそんな変わった名前のひとなんている訳ないじゃんてわたしも思いました。
数年後わたしが高校生で初めて出来た彼女にその変わった名前について尋ねてみました。わたしは小学6年の時両親が離婚して転校しました。高校に入ると小学校の頃の友人が何人かいて昔話に花が咲きました。
高2でその友人の一人がわたしの彼女になりました。
小学校の頃コックリさんとかラブさまやったよねという話しになり彼女がラブさまって何?って聞くので教えてあげました。そして彼女が「あ●」さんていたよと言いました。わたしはえっ?と思わず言葉にし、どんな人?と聞いてしまいました。彼女は「あ●」さんは中学の時にいたよ色が白くて細くてあんまり喋らなくて他には印象無いと教えてくれました。
20歳の成人式の夜に小・高の同級生何人かで集まりわたしと高校の頃の彼女の話しを皆からいじられラブさまの話しもノリのつもりで話しました。
「あ●●●こ」って知ってる?と聞くと全員が覚えていました。色白で細くて病弱であまり学校に来ていなかった。とか、途中で転校したとか、病気で来なくなったとか、死んだとか…どれもみな曖昧な記憶であてになりませんでした。
子どもの頃には無かったインターネットにより人物の検索が容易に出来る時代になり検索したことがありました。しかし、そんな人物はこの世に存在していませんでした。
今ではラブさまの話しをしてあの名前を口にしても誰の記憶にもその名前や存在が残っていません。皆知らないと言います。
あの時ラブさまという集団催眠で何故その名前が偶然出てきたのかわかりません。小・高の友人たちがその名前を聞いて当時の印象を語っていたのか分かりません。知るはずのない存在していない人なのに。
人の記憶なんて曖昧でいい加減なものかもしれません。だからわたしもその人のことを存在していないつもりでいるのかもしれませんね。
おわり
当たらなかったって事?
ハズレました
違います
ネットで検索した程度であ○さんが居てなかったと諦めるのは、浅はかですね。
小学同級生が中学に居たと言ったり、20歳の頃居たと言う同級生が居たなら、実在の可能性高いだろうね?
病弱でなくなったか、引っ越したんじゃないかな?
中学校の記録調べたらいいじゃん!
はい浅はかです。はい高いです。はい引越しました。その中学校の記録に私はありません。
あ で始まる苗字ざっくりと検索したら70件以上ありました。
小学生なら難しいだろうけど、成人してるなら普通に探せるでしょうか?
難しいかな?